日記の延長で書いているブログだから、昨日宮崎で起こった大きな地震について触れないわけにはいかない。
私の地元であり、家族が住んでいる場所であり、グループLINEでみんなの無事が確認できてからも、津波や余震が気掛かりだし、果ては「巨大地震注意」が発表されて心配しないほうがどうかしている。
しかし余所で暮らしている自分が不安がっていても、しかもそれをシェアなんてしてしまっても、家族の負担を増やしてしまうだけだよなと、こうしてここに吐き出している。
昨日は心配性の私の心持ちを察してか、夫が地震情報を流す番組から巨人戦の生配信に切り替えた。先発としてマウンドに立っている戸郷投手の真剣な表情が映る。
なんの因果か、戸郷選手の地元も宮崎だ。
きっと数時間前に起きた地震のことを知らないわけはないだろう。戸郷選手が真剣に投げ続ける姿に、いつになく胸が熱くなる。
しかも、戸郷選手はここぞという時に打者としても活躍した。
ノーアウト。前の打者が申告敬遠で満塁。本来であれば、振らずにアウトでいいところである。一球目からバッドを振り、それが見事にヒット。ホームに2人が帰ってくる。
5対0の完封勝利で、お立ち台にのぼった戸郷選手の口から、地震についての話はなかった。だけど、私は同郷の彼が活躍する姿にとても励まされたし、あるべき姿を見せてもらった気がした。
そうなんだよな。心配がっていても何の足しにもならないのだし、自分がそこで果たすべき、やるべきことを淡々とこなしていくしかないんだよな。
今朝は顔がパンパンに浮腫んで瞼が重いし、まだうまく心を切り替えられたわけではないけど、今日もひとまず、自分の生活をしていこう。
