不意打ちの春雷

目覚ましをかけず起きられる質だが、9月に入って起床時間が少し遅くズレはじめた。

日照時間の問題か? と思っていたけど、土曜の今朝は通常通りの目覚め。気持ちの問題だったか。

にもかかわらず、布団から出るのが名残惜しく、うだうだと1時間ほどスマホをいじってしまった。うぅ……画面の見過ぎで気分が悪い。

その中での収穫は、Kindle UnlimitedにあったBL漫画、黒井つむじの『不意打ちの春雷』上下巻を読んだこと。

幼馴染の高校生2人のアオハル物語。ほのぼの……といっていいのか、特に濡れ場があるわけでも、大きな事件があるわけでもなくて、遠回りしながら両想いになっていく姿が描かれる。

等身大なところがよかった。BLの文脈に寄せすぎず、受けも普通に男子高校生っぽいところ。誰かに恋してもどかしくなっている10代のみずみずしい感じ。

ノスタルジーに浸るくらいのチクッと感で、安心して読める。大学生や社会人になった2人のお話も読みたいなって思うから、これはとてもいい作品。

そもそも不意打ちの春雷ってタイトルが素敵。春に鳴る雷のこと。冬眠していた地中の虫たちが驚いて目覚める雷。そう思うと不意打ちって重複表現か?(頭痛で頭が痛い的な)

春雷というと、KinKi Kidsの曲を思い出す。そのまま『春雷』。

春雷が今までの僕を

変えてしまうだろう

行動が正しいかどうかなんて

僕には判らない

でも、君に逢いに行く

そう決めたよ

ビロードの闇』ってシングルのB面曲で、大好きでよく聴いていたんだよね。MDに入れてさ。時代!

今日はこれから2時間ばかり仕事をして、本屋に行く。図書館にも行かねば。明日は久しぶりにジムにも行く予定。

良い週末を~

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