平凡に生きてはいけない。

先日、久しぶりに読み返した染谷昌利の『ブログ飯』。

Kindle Unlimitedで返却してからも、「平凡に生きてはいけない」という一文が頭に焼き付いて離れない。

何もドラマチックに生きろということではなくて、アンテナを立てて過ごすということ。ブログのネタにしろ、何気ない幸せにしろ、「ない」のではなく「気づいていないだけ」なのだ。

the-day-i-cried.com

毎日の生き方つながりで、このごろ2つの言葉に目が留まった。

10分の密度を高くする

公募ガイドのオンラインで連載中のコラム『【地図井式】忙しくても7万字書く!』。約3年間で6作品の小説を仕上げた書き手の時間術がテーマだ。

その中にあった「10分の密度を高くする」は、与えられた時間が一緒だからこそ、その時間の密度を高く過ごせば、細切れの10分でもいつか小説を書ききれる、というもの。

「休日に書こう」「時間に余裕があるとき書こう」と後まわしにするより、「10分しかない」と超集中して取り組むことで不思議と短い期間で書ききるという。

執筆ログインボーナスを設ける方法も試したくなった。

koubo.jp

1日15分、いらないものを捨てる

『ブログ飯』に続いて読みなおし中の『それって、必要?』。

仕事でも人間関係でも、当たり前と思っていることが実は手放せるものかも、という生き方や習慣のコツをまとめた1冊。著者は60代、カナダ在住で運営ブログが大人気のミニマリスト女性だ。

「1日15分、いらないものを捨てる」は、家事の項目で出てきた言葉で、毎日15分の片付け(捨てること)で、自然と部屋はすっきりしていくという。

何事も小さな積み重ねが大切って、頭では分かっているけれど、ついつい無為に過ごしてしまう。

スマホを眺めていたらあっという間に過ぎ去る10~15分の使い方で、人生の密度そのものが変わるのかもしれない。