一番大切なことが片付くTODOリストの作り方

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その日やるべきことをノートに書きだす、いわゆるTODOリスト。

どんな些細なことでも書きだしてしまうとスッキリとする反面、きれいさっぱり片付けられているかというと、どうだろう……。

書いたら満足して、忘れられるくらいのタスクならそれでもいいけれど、そんなちっぽけな仕事に斜線をひけたからと満足して、でっかい作業を見てみぬふりとか。

メンタリストDaiGoの『自分を操る超集中力』を読みなおしていて、アイビー・リー・メソッドという書く習慣がいいなと思った。

「1番が終わるまでは、1番のことしかしない」

いわゆるTODOリストの一種で、20世紀前半に経営コンサルタントとして活躍したアイビー・リーという人が考えたもの。

このメソッドの特徴は将来的にゆっくりと成果の上がるものではなく、すぐに実践でき、目に見える効果を感じやすいことだ。

やり方は、紙に「明日やるべきこと」を6つ書く。それに1~6の優先順位をつける。

翌日、このメモの優先順位に従ってタスクをこなす。

重要なのは「1番が終わるまでは、1番のことしかしない」こと。「できなかったタスクは悔やむことなく忘れる」。

そして、また紙に「明日やるべきこと」を6つ書く。

「結果的に1つか2つしかできなかったとしても気にしてはいけません。あなたはその日に一番大切だと思っていた仕事を済ませたのですから」

割り切って目の前の1つにだけ集中する

『自分を操る超集中力』には、アイビー・リー・メソッドに「プラス α」したいDaiGo式テクニックも載っていた。鬼に金棒。

実際に、その日やることなどを雑多にメモしているノートにこの形式でTODOリストを書きだしたらいい感じ。

まだ初心者で「やっぱり、あれとあれの順番を変えようかな」とか悩んでしまうこともあるけれど、割り切って目の前の1つにだけ集中するというのは、達成感がある。

たとえ6つできなくても、少なくとも重要度の高いと思っているタスクを片付けられているから気分もいい。シンプルだけど、なかなか頼もしいメソッドだ。

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