2024年9月、恩田陸のエッセイに触発されて、ちょっといいノートーーミディアムサイズのモレスキンノート*1をおろした。
使い切ったらやってみたいと思っていた、日付を書き込むやつ。自分でもちょっと読みにくいけど、2025年4月17日終了。
YouTube動画で見つけて「かっけー」と取り入れたゴムバンドを斜め掛けしてペンを挟むやつ。
約9か月間、朝、仕事中、休憩中、寝る前、休日、家の中をずっと一緒にうろちょろ過ごした。
その時読んでいた本や見ていた動画のメモ
読書ノートとは違って、現在進行形で読んでいる時のちょっとしたメモなど。
毎日、日付を入れてから書き始めるから、パラパラとノートをめくりながら、このとき、こんなことを知ったのか・感じたのかと振り返るのがおもしろい。
Kindleのハイライトや本の付箋を一気に振り返って、自分なりにまとめて書き出す。
例えば、ブログの感想文で、本の中身をすべて紹介することはできないから、自分が引っかかった部分を見つけてワンテーマで書く。
本の名前は忘れてしまったのだけど、そもそも1冊のすべてを知識にするのは不可能で、1つでも心に引っかかるものが残れば読んだ価値がある、といった読書術があった。欲張ってはいけない。
たくさん良いことが書かれている本に出会ったら、2周、3周して、その都度自分が強く印象に残ったものをワンテーマにして書き出していくのがいいと思っている。
その日やりたいこと・仕事のTODOリスト
やりたいことを大胆に書き出している。できたら斜線。やっぱりやらないことにしたならバッテン。翌日以降に持ち越すなら「>」。
朝思いついたことを書き出したり、夜に明日やりたいことを羅列したり、アイビー・リー・メソッドで仕事のタスクの優先順位を決めたり、色んなリストを作っている。
だから結構、線でぐちゃぐちゃになったページも多い。
ブログの下書き
手書きしているうちに、あれも書こう、この例がよさそうって思いつくタイプ。書きながら構成も考えて、丸で囲んだり、線でつないだりと自分だけが分かるページになる。
正直、時間を置くと自分でもよく分からなくなる(読めなくなる文字も……)ことも多いけど、思考の流れがそのまま残せるのがデジタルとは違うところ。
ChatGPTとのやりとりを記録しておく
ちょっとした疑問をChatGPTに投げかけると、想像以上に深堀できる。
感覚的にはチャットだから、「なるほど!」と思ったやりとりもあっという間にログとして流されていく。
もともと整理整頓が苦手なタイプで、データとして切り取っておいても、フォルダがごちゃごちゃと増えるだけで、開くことなく容量を食うのは目に見えている。振り返りや記憶の定着もかねて手書きしている。
日々の感情や記憶の一部が移された存在
このほかにも「なんでも」書いている。自分の感情や記憶の一部が移されているといっても過言ではない。
思考の流れをそのまま長文で書き出すモーニングページはあまり読み返す気にならないんだけど、モレスキンは暇があると振り返っている。
なんだったら、大切と思うところはまた次のノートに書き移したい。
2冊目は、お値段との兼ね合いでPAPERIDEASのA5ハードカバーにしてみた。バレットジャーナル向きのデザインで、白紙のインデックスとページ数がついているのが、私の使い方的にも活用できそう。
(今のところの懸念は、ちょっとサイズが大きいこと……。使ってみてどうか)
あとは、万年筆との相性も悪くないというのが決め手。普段使いのアピカノートに比べると、なめらかさは落ちるけれども、裏写りも気にならないから最高。
フォグブルーの色味もかわいい。
お土産でついつい買っちゃうんだけど、使いどころが分からなかったステッカー。ようやくピッタリの場所を見つけられてうれしい。