主要キャストは7人で

名古屋と犬山を食べ歩く2泊3日の旅から帰ってきた。いやー、現実だ(散らかり放題の部屋を見て)。洗濯機がゴトンゴトンと働いているうちに今日も書く。

旅の移動中は、YouTubeで文章術の動画をラジオ感覚でずっと聴いていた(YouTube Premiumでオフライン&バックグラウンド再生)

なるほどな、と思ったのが、本を紹介する文章をネットで公開するとき、あらすじを細かく紹介しようとするのは勘違いである、ということ。あらすじを全文引用で貼り付けるのも、書評やレビューとしてはちょっと違うよね、というニュアンスだった。

言ってしまえば、本のあらすじなんかは調べればすぐに出てくる情報であって、書評やレビューをするなら、それを読んだ人が「あらすじ読んでみたいな(調べてみよう)」と興味をそそるくらいがちょうどいい。だから、あらすじに多くの文字数を費やさなくていいんだよー、という話。

これが無料のコンテンツというのは、なかなかすごい時代である(YouTubeに課金はしているけれど)。

今回の旅のハイライトは、やっぱり昨日も書いた犬山のホテルかな。

the-day-i-cried.com

名前は、ホテルインディゴ犬山有楽苑。客室も素敵だったけど、犬山城を一望できる開放的なエントランス・ロビーにものすごく感動した。

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特に、一段下がったソファスペース。名称が分からなくて調べてみたらダウンフロアと呼ばれる作りみたいね。

ミステリー小説の舞台に出てきそうな華美な雰囲気にもうヨダレが……。主要キャストは男女7人くらい。やっぱり嵐を起こしてクローズドサークルものかしら。

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トリックに使えそう! と思ったのが、安易だけれども犬山城からもホテルが割かしはっきり見えること。全面ガラス張りの建物だから、双眼鏡があれば結構人物も特定できそう。

みんな観光に出払ったと油断したふたりの密会現場を目撃しちゃったりなんかして……

坂口安吾の「不連続殺人事件」と恩田陸の「夏の名残りの薔薇」と、アガサ・クリスティーの「ゼロ時間へ」を混ぜたようなドロドロの男女物語がいいなあ

……読みたいっ。