2024年7月21日。会社や契約の問題で実質的に新しい活動を停止しているKinKi Kidsが、デビュー27周年を迎えたこの日に、二人で声明を出した。
僕らの意志は同じであり、これからも2人で活動し皆様と素敵な時間が作れる様に、日々会社と話し合いを重ねております。
憶測を挟む余地のないシンプルさ。映画のセリフみたいだなと思ったのは、形のない想いをあえて言葉に変えて伝えてくれたからだろうと思う。
どんなにちっぽけだと思うことでも、自分のなかだけで消化せず、言葉にしていくこと。少なくとも世界と自分を繋ぎ止め、さざ波を起こしてどこかの誰かには届くかもしれない。
週末、楽しみにしていた『みずぽろ』(原作:一色美穂、作画:水口尚樹/少年サンデーコミックス)の2巻を買いに行く。高身長の高校生コンビが、マイナースポーツの水球部に入る青春コメディだ。
地元の書店にて、新刊コーナーを探せど探せど見当たらない。ネットで在庫検索をかけてみると、一応あるにはあるが「在庫僅少」。なぜだ。最新刊なのに!
検索画面に示された売り場の棚に行ってみると、面にもならず1冊だけ棚に納まっていた。なんだか非常に不本意な感じ。
高身長で筋肉隆々なのに運動音痴、けれど運動部に所属して青春を送りたい山城と、同時期に転校してきて同じく高身長というだけで山城に付き合わされる不憫な信濃。
「一緒に入部する奴がそこそこデカくて
まともにできる奴だったら中和されるやろ
ガッカリが」「水溶液かよ」
淡々と繰り出される二人のボケとツッコミのリズムは心地よく、その切れ味と不意打ちの威力といったら公共の場では読めないレベル。
まあ自分が面白いと思っていればそれで十分で、無事に新刊を買えたから文句もないんですが
せっかくブログを書くのだから、しっかり言葉にして残しておこうと思いまして。