心のカタログ

今朝のSNSで「聖火どこ」がトレンド入りしていてジワる。え、行方不明?

昨晩は食い意地が勝り、1日消費期限の過ぎたシュークリームを食べた。大丈夫だった。

寝る前のちょっと持て余した時間に、Kindleで『脳が読みたくなるストーリーの書き方』(リサ・クロン、府川由美恵:訳/フィルムアート社)を読みはじめる。

すぐに寝落ちしてしまったし、紙でかなり分厚い本だったので、暇を見つけてちょこちょこ読み進めようと思っていたけれど……これ、ものすごく面白いかも!

人間の思考回路は物語を求めるようにできている

タイトルの通り、人がどんな物語に惹き込まれるのかを脳科学的に教えてくれる。

先日のブログにて、書くなら人に読んでもらう意識を忘れないこと、読んだ読者にどんな気分になってほしいかを考えようと思った矢先で、この本には「人がどんな文章(物語)を求めるのか?」という手がかりがものすごくありそうだ。

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創作本を読むのが好きでかなり積んでいるのだけど、その中でも『脳が読みたくなるストーリーの書き方』を選んだのは、無意識が働いたのかもしれないな。

現在読み進めたなかで、物語とは何か? に対しての「心のカタログ」という言葉が印象深い。

物語は、いつか私たちが直面するかもしれない人生の難問や、そのときにとれる戦略の結果をとりそろえた心のカタログを提供してくれる。

少しページを戻って

作家は自分のキャラクターの目を通じ、ただ人生というものを垣間見せるだけで、人々の考えを変えてしまうこともできる。

読んでいて、とてもワクワクする内容だ。

逆に、人間は出来の悪い物語に3秒と耐えられない、という毒気も好き。