書けないと思うことでも、ぱっとひらめくときがある

noteで開催中のお題やコンテストにちょくちょく参加しているのだが、見た瞬間「これはパス!」と思うテーマがある。

たとえば、今だと日本経済新聞が協賛している「仕事での気づき」。

お金さえあれば現職なんてすぐに辞めたい、嫌いだ! と思っている自分には、とても前向きなことを書けそうにない。

そんななかで、ちょっといいことでも書こうとすれば、白々しさが浮き出て見えるだろうし、書く方も読む方もお互いに時間の無駄だとさえ思う。

しかし、私の生活には仕事がある。生きるためにはお金が必要だし、お金のためには働くのがまず基本だろう。

嫌な話ではあるが、平日目が覚めて、布団のなかで仕事のことを考える。

年末の帰省でかなりの出費を覚悟せねばならぬので(昨日の日記参照)9月は少しきつめの仕事スケジュールを考えている。「ずっとこれを続けるわけではないし」という気持ちで、とりあえず2024年下半期は馬車馬覚悟だ。

とはいえ、モチベーションが続かなければ意味がない。「やっぱりだめでした」、「もうやーめたっ!」という途中挫折は避けたい。

ではどうやってネガティブに思っている仕事を投げ出さずやり抜くかと考えているときに、なるほど、“気づき”が降りてきたわけである。

目が覚め、モーニングページ(朝手書きする習慣)を開いたら、もうほとんど初稿といっていいほど「仕事の気づき」がテーマの文章が出来上がっていた(考えて書いたわけではないので、これから手入れは必要)。自分の生活に少しでも交わるお題であれば、書くためのとっかかりはあるものなのだろう。

とりあえずお題を頭の片隅に置いておくこと、素直に自分の気持ちを書く習慣をもっておくこと。

日々の積み重ねというより、連続性を意識して、文章になる思いや出来事を上手に掬いとれるようになりたい。

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