小粋で落ち着いた店でお酒を飲むのに比べて、ガヤガヤとした居酒屋で楽しんだ翌日は二日酔いになりやすい。
ちょっと言いにくいんだけど、「やっぱりいいお酒っていうのは酔いにくいのねー(逆も然り)」と考えていた。
20代のころ、私は胸を張って「お酒が強い」と言えていた。18時から翌6時までぶっ通して飲んでも、帰宅後昼過ぎまで爆睡したらケロッとしていたし、素で「二日酔い? 何ソレー」だったのだ。
そんな身体の変化に心がついていかず、アラサーになって苦しむ苦しむお酒の失敗。それでも懲りず、この週末も二日酔いで潰してしまった。
何度、スマホで「二日酔い 治し方 速攻」を調べただろう。昨日は、ChatGPTにその苦しみを訴えていたら、意外と初耳も多くて記録しておくことにする。
ビールやハイボールの炭酸系は酔いやすい
▲実際のChatGPTのスクリーンショット
実はビールやハイボールなどの炭酸系は、胃の粘膜が刺激されてアルコールの吸収が速まり、酔いやすい。
もともとビールが大好きというのもあるけど、「お酒に弱くなったから……」と、あえて度数の低いビールを連投し続けていたのは逆効果だったみたいだ。
ガヤガヤとした環境がアルコール分解を遅らせる
酔いやすいのには環境要因も大きいらしくて、ガヤガヤと騒がしい居酒屋では交感神経が刺激されて、アルコールの分解が遅くなる。
交感神経は自律神経の一部で、ストレスや刺激を受けたときに体を興奮状態にする。その結果、脱水、頭痛、酔いが回るのが早くなって気持ち悪くなる。
「やっぱりいいお酒っていうのは酔いにくいのねー(逆も然り)」というのは、本当に酒の質もあるのかもだけど、環境によるところが大きかったのかもしれない。
極度の緊張状態でお酒を飲んで前代未聞の二日酔い
交感神経と二日酔いの関係については、ひとつハッと思い出したことがある。
夫を初めて両親に会わせて4人で食事をした日。「酔わないように……」とビールだけを注文していたのだけど、翌日前代未聞の二日酔いに襲われた。
その状態で帰りの飛行機に乗らねばならなかったこと。今思い出してもゾッとするヒドイ体験だったのだけど、極度の緊張状態でアルコールが分解されなかったと考えるとすべて納得がいく。
やっぱりお酒は楽しく、リラックスして飲むのがいい。
もう二度と二日酔いになんてなりたくない。
毎回、そう思うんだけど、まあ、懲りないんだろうな……。