「好きなことは趣味でやればいい」は大人の考え方

映画館を後にして、颯爽と入ったコメダ珈琲店ではまだモーニングがギリギリ頼めた。10時50分!

もう少し涼しくなったら、コーヒーチケットを買いたいな。徒歩20分ほどの場所にあるから、朝の散歩と読書とモーニングを兼ねられる季節が楽しみ。

映画は眞栄田郷敦主演の『ブルーピリオド』を観てきた。

無気力に生きていた高校生が絵と出会い、芸大を目指す青春ストーリー。 原作の漫画は読んだことがなく、予告映像で気になっていた作品だ。

その予告で心惹かれたのが、「俺は天才にはなれないから、天才と見分けがつかなくなるまで努力をするしかない」と主人公がむしゃらに絵を描いているところ。

好きなものへの熱中と惜しまない努力。字面にするとちょっと青臭くもある情熱に絆されたいような気分だったのだ。

そのなかで「(絵を書くが好きだからって大学を目指さなくても)趣味でよくないっすか?」という主人公に対して、美術教師が返した言葉

「好きなことは趣味でやればいい、って大人の考え方だと思います」

グッときた。

現実では、そうは言っても難しいよね、という生き方の選択も、フィクションなら安心して身を委ねて主人公のサクセスストーリーに感動できる。やっぱり物語っていいね。

好きっていうなら本気で打ち込んでみろよという考え方も、今の自分に刺さったなあ。

パンフレットが完売してて残念!