たくさん食べてもヘルシーな「脂肪燃焼系スープ」。いわゆるトマト缶をベースにした、具だくさんの食べる野菜スープ。
電気圧力鍋でトマト缶を使ったスープの作り方を調べ、いちいちレシピや分量を調べなくてもいいような作り方を考えた。
5食分ほど作りおきしておけるから、平日の朝や在宅ランチに助かる。
トマト缶ベースの脂肪燃焼系スープを電気圧力鍋で作る方法
うちの相棒は、アイリスオーヤマの電気圧力鍋。「ヘルシープラス」「3L」のもの。
他社製品でも「加圧時間3分」が設定できるものなら基本OK。
材料(作りおき5食分程度)
基本となる材料は、ステンレスバット(約20×25cm使用)がいっぱいになるくらいの刻み野菜。人参、キャベツ、セロリ、ピーマン、玉ねぎなどお好みで。
冷蔵庫に残っている半端な野菜を消費するのにもってこい。
そのほか、トマト缶とベーコン(少量で使い切りタイプのブロック70g程度)、にんにくをひとかけ程度。はちみつと塩。
使用するトマト缶で結構味が変わる。安いものやブランドによっては酸味が強めのスープになってしまうかも。
個人的なお気に入りはイタリアブランドmutti(ムッティ)の「ファインカットトマト」400g。トマトの甘さと旨味を感じるスープに仕上がる。
作り方
アイリスオーヤマ電気圧力鍋ヘルシープラス3L(KPC-MA3-B)の使用方法で説明する。
まずは液晶のボタン操作で「手動メニュー」→「なべモード」→「火力5」で設定して、少量の油、ニンニク、ベーコンを炒める。
ニンニクやベーコンの良い香りがしてきたら、野菜を少しずつ加え、全体に油をまわすようにさっと炒める。
「なべモード」を終了し、トマト缶を丸ごと投入する。
空になったトマト缶に水3分の1程度を入れて、残ったトマトをすくようにしながら、こちらも鍋に入れる。
この量だと結構ドロッとした重めのスープになるので、さらっとしたのが好みなら水をもっと増やしても大丈夫。
外周寄りでぐるっと円を描くようにはちみつを入れ、塩も全体に軽く振りかける。
液晶パネルで「手動メニュー」→「圧力調理」→「加圧時間3分」と設定し、蓋をしめたら、あとは完成を待つのみ。
加圧完了。
お玉で全体をよくかき混ぜてなじませるといい感じ。食材から水分がたくさん出ている。
アレンジし放題だから飽きずに食べられる
野菜やベーコンから旨味が出ていて、はちみつと塩で十分だけど、お好みでソースやケチャップ、醤油などで味を調えてから食べてもいい。味変でカレー粉なんかも。
冷えが気になるなら生姜、たんぱく質が欲しいならむね肉など、具材も自分好みで変えられる。季節ごとに旬でお安い野菜を使う楽しみもある。
おさらいになるけれど、「ステンレスバット(約20×25cm)いっぱいの具材とトマト缶」「なべモード5で炒める」「加圧時間は3分」を覚えておけば大丈夫。
しっかり野菜がとれて、胃腸も温まる。ダイエットレシピなのに定期的に食べたくなる料理だ。