私はどうやら、背負うものがある美男美女カップルに弱いらしい。
年始早々どハマりした『悪役令嬢の中の人』のコミカライズ版。枕元に既刊の5冊を積んで、夜な夜なお気に入りのページを読み返していてふと気づいた。
(推しコンビが表紙の3巻↑)
愛するもの、背負うものがあって、そのためには自分をかえりみないキャラクター。女性側はただ守られるだけでなく、男性が安心して背中を預けられる存在ということ。2人が同じ目線で、肩を並べて世界を渡り歩く姿が好きなのだ。
まだ書籍化されてない分もネットで全話読み、それで飽き足らず原作小説も読み切った。それでも漫画の続きが待ち遠しい。さらに、あのキャラクターのイメージにぴったりだなという曲をリピート再生するなどして楽しんでいる。
これまで全く通ってこなかった道だけど、意外とファンタジー系も好きだと思える作品が多いのかもしれない。
「背負うものがある美男美女カップルが好き」理論でいくと、『SPY×FAMILY』に熱狂したのも必然である。スパイの男と殺し屋の女がお互いの正体を隠して偽装結婚する(しかも、ふたりとも顔がイイ)。
仮初の家族だけれど、そこに束の間の安らぎがあ……ったらいいのになあ。