モーニングページを始めてもうすぐ6年。最初は100均や雑貨屋で購入した適当なノートとボールペンを使っていたけれど、続けていくうちに書きやすさへのこだわりが出てきた。
毎日書くからこそ、少しでもストレスが減って、尚かつ愛着を持てるアイテムだと最高じゃないか。
今回は、モーニングページ歴6年の私が本当におすすめするノートと万年筆について紹介してみたいと思う。
※ノートのサイズはA4ではなくB5を使用している。
モーニングページにおすすめのノートは『アピカ プレミアムCD ノート』
- 96枚の大容量:買い替え頻度が減り、続けやすい
- シルクのようななめらかな紙質:さらさらと書けてストレスがない
- 万年筆との相性が抜群:インクが滑らかに乗る
このノートに出会ってから、もう10冊以上リピートしている。
一般的な大学ノートは30枚程度だけど、このノートは96枚とかなり分厚い。
モーニングページは1日3ページ書くから、普通のノートではすぐに使い切ってしまう。だけど、このノートなら買い替えの頻度が減って、新しいノートを用意する手間が少なくなった。
そしてこのノート最大の魅力は、「シルクのようになめらかな紙質」ということ。
指先で触れてみても分かるつるつる感で、正直、100均などでこだわりなく買っていたノートの書き心地とはまるで違う。
特にモーニングページは手を止めず流れるように書くことが大切だから、さらさらと滑るように書ける紙質はかなりお気に入り。
- 重くて持ち運びには向かない:分厚くしっかりした作りなので、自宅専用向け
- 1冊1,000円超えでコスパはやや悪い:ただし一般的な大学ノートの3冊分
デメリットをあげるなら持ち運びには向かないし、一般的な大学ノートと比べると価格も高め。
だけど、まずモーニングページは基本的に自宅でしか使わないから、携帯性は気にならない。
そして、いくらでも安いノートはあるけれど、何より書き心地の良さがモーニングページの継続を後押ししてくれるのは間違いない。
もし試してみたいけれど価格や分厚さが気になるなら、30枚タイプの「アピカ CDノート」がおすすめ。同じシリーズでつるつるの紙質で、ボリュームは一般的な大学ノートと同じ。
あと、表紙のカラーバリエーションが豊富だから好みの色を選ぶ楽しみもある。
モーニングページには万年筆が最適だと断言できるワケ
- 筆圧がいらない:軽く書くだけでスラスラ進み、手が疲れにくい
- インクの流れがスムーズ:書くリズムが途切れず、思考の流れを邪魔しない
- 好きな色のインクを使える:気分転換&「書く楽しみ」が増す
「アピカ プレミアムCD ノート」のつるつるとした滑らかな書き心地は、もちろんボールペンでも実感できるんだけど、この紙質を最大限に活かすなら万年筆が断然おすすめ。
そもそも、万年筆は筆圧がいらないから、軽く手を動かすだけでインクが紙に乗る。モーニングページは3ページ分を一気に書くから、手が疲れにくいのは大きな魅力といえる。
さらにいえば、インクの流れがスムーズで、思考を止めずに書き続けることができる。モーニングページは「思考を止めず流れるように書く」ことが大切だから、万年筆の書き心地はこの習慣とマッチしている。
それと万年筆を使う楽しみとして、好きな色を使えるというのも大きい。書く時間がより特別なものになるのでおすすめ。
私がモーニングページに愛用している万年筆2本
銀座の伊東屋で一目惚れして、いつか欲しいと憧れていたEsterbrook(エスターブルック)のエスティ シーグラス。その名の通り、海辺で輝くガラス片をイメージしたデザインで、清涼感のある爽やかな見た目が朝の時間にぴったり。
公式のインクカートリッジが手に入りにくく(前は売っていたんだけど……)、ヨーロッパ規格のショートタイプで、エルバンのナイトブルーインクを使用中。深みのある落ち着いた青色で、気持ちがスッと整う感じ。
SNSで見かけて気になり、実物を見て購入を決めた Kaweco(カヴェコ)のアートスポーツ テラゾ。大理石風のデザインはひとつとして同じものがなくて、店舗でいくつも見せてもらった中で選んだから愛着もひとしお。
カートリッジインクは純正のパームグリーンを愛用。落ち着いていてレトロな色味が気に入っている。
モーニングページを心地よく書ける道具選びがおすすめ
モーニングページは書き続けることで、自分と向き合う時間がより深く、豊かになる。
最初はどんなノートやペンでもいいと思う。続けてみて、書くことが習慣になったら自分が「心地よく書ける道具」にこだわって選んでみることをおすすめしたい。
私個人としては、アピカ プレミアムCDノートと万年筆の組み合わせが最高で、今後もずっと変わらないだろうなと思っている。
納得できる道具が見つかると、より一層モーニングページが楽しくなるはず。ぜひ自分に合ったノートや万年筆、あるいはペンを探してみてほしい。