自分の書いた文章について、ちょっとヘコむコメントを見かけてしまった。
誹謗中傷ではなく、かといって修正したり取り下げたりするのもなんか違う。
だってこれが私なんだもの、という類。そこに合う合わないがあるのは当たり前と分かっちゃいるけど、それでもいちいち傷ついてしまうのがものすごく嫌だ。
吹っ切るために考えたことを書いておく。
「100のポジティブより1のネガティブ」それが人間
これは私の心が弱いわけじゃない、脳の仕組みなんだと考える。
人には100のポジティブよりも1のネガティブに強く反応してしまう「ネガティブ・バイアス」というのがあって、原始の時代には生き残るために必要だったもの。
そもそも、その文章には好意的なコメントも寄せられていた。シェアされたこともある。
そんな客観的事実さえ忘れてしまうくらい、脳はネガティブに反応しやすいのだ。
「時間が経てばどうでもよくなる」なら大したことじゃない
数日も経てば「まあ、どうでもいいか」と思えてくるのは分かっている。
結局のところ、冷静さを取り戻せばどうでもよくなる程度なら、自分にとっては本当に大切なことではなかったということ。
正直、この記事のために手書きで内容をまとめている数時間でどうでもよくなってきた。
かえって頑なに目を背けてしまうほうが、どうでもよくないことになってしまうのかもしれない。
「こんな自分がイヤ……」ではなくて「それだけ真剣」と考える
こんなことでモヤモヤしてしまう自分がイヤだと思った。 万人に受け入れられる文章なんてあるはずがないんだから、きっとこれからも戸惑うコメントはあるだろう。
けど、だからネットに書くのをやめようとは思わなかったし、ヘコむコメントに対して、自分の気持ちにどうやったら折り合いをつけられるのか知りたいと思った。
良くも悪くも、こうして感情を揺さぶられるということは、それだけ真剣と捉えたい。
毎度ひとつの記事として昇華してやるくらいのつもりで、ダメージを感じては深く考えられる人になりたいと思う。