いつから片付けを「捨てること」だと思い込んでいた?

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散らかった部屋のなかで、人は集中できない。

だから片付けとは、大切なことに使える時間やお金、集中力を最大化にすることーーつまり“自分の人生を操る”ためのメソッドなのだ。

本書は、部屋がきれいになることをゴールにした本ではありません。片づけることによって、人生を最大化し、幸福を手に入れるための本です。

メンタリストDaiGo著『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』。読み進めるうちに、早く片付けを始めたくてうずうずしてきた。

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いらないモノではなく、大切なモノに目を向ける

片付けと聞くと「いかに捨てるか」「モノを減らすか」ということに意識が向きがち。

けれども、本書を読んで感じたのは「自分にとって何が必要かを考える」ことのほうが自然だということ。

たとえば新聞を開いて読むとき、価値のない記事にバツをつけてから残りを読むだろうか。そんなことはせず、ぱっと目をひいた、興味のある記事から読み始めるはず。

レストランを探すときも同じ。まず避けるべきお店をリスト化するより、行ってみたい評判のいい店を探すほうが自然だろう。

普通に考えれば当たり前のことなのに、なぜか片付けになると「必要のないモノ」から選ぼうとしてしまう。

そこで本書では、まず片付けるべきは「頭の中」だという。

もちろん、散らかった部屋では集中しづらいから、カフェや図書館など、整った空間で(頭の中を)片付けるのが正解だ。

ひとつ具体的な方法として、「理想の1日を書き出してみる」というワークが紹介されている。

たとえば「毎朝コーヒーを淹れる」と書いたなら、そのために必要なのは“マグカップ”や“ドリッパー”。

こうして、理想の暮らしを起点に必要なモノを選ぶことで、取捨選択っがぐっとシンプルになる。

お手本はホテルの部屋|しまうのではなく「飾る」収納へ

メンタリストDaiGoは、自らを「収納否定論者」と断言する。

なぜなら、しまったモノをいちいち取り出す手間が増えることで「今日は、いいや…」と行動が止まりやすくなるからだ。

(逆に、悪習慣を絶ち切るには、この“しまう”効果が活かせる。例:だらだらスマホをやめたい→引き出しにスマホをしまってみる)

そこで提案されているのが「飾る収納」。お手本はホテルの部屋だ。

ホテルではアメニティやタオルがすべて見える場所に整然と並んでいる。けれど、散らかった印象はない。

なぜなら必要なモノしか置かれておらず、完璧に管理されているからだ。

こうして大切なモノ・必要なモノが見えるようになると、自然とモノは厳選されていく。

理想の1日を思い描き、ホテルの部屋をお手本にする。これだけを見ると、キラキラのインスタグラマーの発信のようだけど、とても合理的な1冊だった。

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